事例3.キャリアアンカー診断

事例3.キャリアアンカー診断 #

キャリアアンカー診断を用いたチームビルディング #

キャリアアンカー診断 を一人ずつ行い、その結果をもとに個人・グループワークを行います。 キャリアアンカーの結果から、自分の強みや特性を再認識した上で、他のメンバーの強みや特性・メンバーとの違いを知る、②グループワークを通じて、今後の自己成長につながる糸口を得ることを目的に行う。ジョハリの窓を用いて説明を行い、「開放の窓」を広げていくことをポイントとして伝えます。

ジョハリの窓

期待できる効果 #

  • キャリアアンカー診断により、自己理解が深まる
  • グループワークにより、メンバーから360度フィードバックを得ることでジョハリの窓の「盲点の窓」「秘密の窓」が広がる
  • 自己視点・他己視点で自分の強みや特性を見つめ直すことで自己成長に繋がり、フィードバックし合うことによりチームの雰囲気が良くなる
  • 実施者の声「メンバーの特性を知ることで、価値観の多様性を感じました。同じコンピタンスでも人それぞれ意味が異なり、捉え方の違いに面白さを感じました。」

オススメの実施タイミングとチームの状況 #

  • 新しいメンバーが入ってきて、ある程度の期間が経ったとき
  • 目標設定をする少し前の時期
  • チームメンバーの仕事に対するベクトル合わせを行いたいと感じているとき
  • グループワークは1グループあたり3~4名が適切

具体的な実施方法 #

1.当日:メンバーそれぞれにキャリアアンカー診断を受けてもらう(目安:10分程度)

2.当日:キャリアアンカー診断の結果をもとに、個人ワーク・グループワークを行う

個人ワーク

  • キャリアアンカー診断結果から、最も高い割合のコンピテンスを確認し、メンバー全員と共有する ※下記共有シート一例の自分のコンピテンスの枠内に、自分の名前を記載した付箋を貼り付ける
  • キャリアアンカー診断結果から上位3つの割合が高いコンピテンスを確認し、ワークシートにコンピテンスを書き込む ※下記ワークシート一例の黄色の付箋に“上位3つのコンピテンス”を記入
  • 上位3つの割合が高いコンピテンスそれぞれに対して、自分が考える“できていること・当てはまっていること“を書き込む ※下記ワークシート一例の緑の付箋に“できていること・当てはまっていること”を記入 ※下記ワークシート一例の青の付箋には“チームメンバーの氏名”を記入

グループワーク:

  • 3~4名のグループに分かれていただき、下記内容について話し合う
    • 各自それぞれの上位3つのコンピテンスとそれに合致する価値観や自分の強みについて発表(目安:3分程度)
    • 他のグループメンバーから本人に向けてフィードバックやアドバイス(目安:5~7分程度)

参考:共有シートとワークシート 参考:共有シートとワークシート