実施後の対応

チームビルディング実施後の対応 #

本セクションでは、チームビルディング実施後により効果を高める方法を紹介します。

Action #

成果物やアウトプットの保管 #

成果物やアウトプットは、チームのフォルダなどの適切な場所に保管し、参加したメンバーも欠席したメンバーも後から見れるようにしましょう。都度ふりかえることでチームに定着します。

メンバーの異動や1on1のタイミングで確認するケースもあるため、オフラインの場合であっても、写真やコピーをとる電子化を推奨します。

欠席者や途中参加・退席者への対応 #

スムーズな運営に支障をきたし、参加者のモチベーションを下げる要因になるため、途中参加・退席は原則NGと事前に伝えておきましょう。

やむを得ない理由で欠席や途中参加・退席したメンバーへは、保管した成果物や当日の録画などでキャッチアップしてもらうことが望ましいです。これにより参加できなかったメンバーの疎外感を軽減します。

さらなるチームビルディング強化に向けて #

メンバーへのフィードバック #

チームビルディングで知ったメンバーの良いところや意外な一面について積極的にフィードバックしていきましょう。本人も気づいていない強みや弱みを認識できる機会になります。

また、1on1やふりかえりなどでメンバーが何に気づき、どう変わりたいと思ったのかを確認し、どんな支援ができるか話し合いましょう。

フィードバックは怯むことなく真摯に #

チームビルディングで見つかった課題を全体へ共有する際、メンバーとの衝突を恐れてはいけません。真摯に課題を伝えることが、課題解決に向けた次のアクションへとつながります。ただし、メンバーの性格や価値観などパーソナルな部分への攻撃や誹謗中傷にならないよう「課題」と「人」を分離して話すことを意識しましょう。

また、チームへの改善結果の共有も大事です。チームビルディング自体のふりかえりも実施し、改善を続けましょう。

定性的なふりかえり #

定量的な可視化以外にも、定性的にチームの状態についてふりかえる活動も有用です。具体的には、ゴール設定で考えた状態に対して、「われわれはどこにいるのか?」「どうすれば近づけるか?」などを話し合う方法です。このふりかえり自体がチームビルディング活動の一環になります。

素早く課題を可視化し、解決を目指す #

チームやメンバーに関する課題が見つかった際は、時間をあけることなく、すぐに全体へ共有し解決に向けて動きましょう。課題はチームで話し、みんなで解決し、改善を喜ぶものだという文化を根付かせましょう。

一方で、提起される課題にはすぐには解決できないこと、チームとして目指す目標からズレていることもあります。心理的安全性の低い初期のチームでの課題提起はとても勇気のいることです。その課題提起の放置は、解決されると期待して待つ勇気あるメンバーを裏切ることであり、今後、心を開きにくくする要因にもなり得ます。提起された課題は着手するかしないかを選定し、その理由をチームに伝えましょう。

マンネリ化を防止する #

継続的にチームビルディングを実施する際、同じ手法を繰り返していると、新たな発見や気づきは少なくなっていきます。

チームのステージが進むにつれて、次の手法へのチャレンジや、チームの課題解決に移行するなど、時と場合に応じて変化を加えましょう。

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